[新潟県]えちごトキめき鉄道455系電車:RSJP0015
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日本有数の米どころで、コシヒカリや日本酒が絶品!冬はスキーやスノーボードが楽しめる妙高や湯沢、夏は佐渡島の自然が魅力的。笹団子やへぎそばなどの郷土料理も豊富です。四季折々の風景と美味しい食文化が詰まった新潟県で、特別なひとときをどうぞ!
撮影地:えちごトキめき鉄道 二本木〜関山間
撮影日:2024-6-1
えちごトキめき鉄道:日本海に沿って走る、新潟発・地域密着型の鉄道会社
えちごトキめき鉄道は、新潟県上越市に本社を置く第三セクターの鉄道会社で、2015年に運行を開始しました。運行路線は以下の2路線です。
- 妙高はねうまライン(妙高高原~直江津)
- 日本海ひすいライン(直江津~市振)
どちらの路線も、かつてはJR東日本・JR西日本の路線でしたが、北陸新幹線の金沢延伸に伴い、在来線の一部が経営分離され、新潟県などが出資して誕生したのがえちごトキめき鉄道です。
「トキめき」という愛称は、新潟県の県鳥である「トキ」と、「ときめき(感動)」を掛け合わせたもので、地域に親しまれる鉄道を目指す思いが込められています。
路線の特徴と沿線の魅力
妙高はねうまライン(37.7km)
新潟県の南部・妙高高原から上越妙高駅を経て、直江津駅までを結ぶ路線です。沿線には温泉地やスキーリゾートが点在しており、観光・通勤・通学と幅広い利用があります。「はねうま」は地元の伝説にちなんだ名称で、妙高山麓の自然を背景に走る風景が美しいと評判です。
日本海ひすいライン(59.3km)
直江津から新潟・富山県境の市振まで日本海沿いを走るこの路線は、その名の通り「ひすい(翡翠)」の産地・糸魚川を通過します。雄大な海岸線と山々が間近に広がり、景観の良さから観光鉄道としても注目されています。
地域密着型の取り組み
えちごトキめき鉄道は、単なる交通機関にとどまらず、地域活性化の担い手として多様な取り組みを展開しています。具体的には:
- 地元産品を販売する「マルシェ」
- 地元の高校と連携したイベント列車の企画
- 沿線自治体との協働による観光キャンペーン
こうした活動を通じて、鉄道を“地域の元気づくり”に活かす方針を明確にしています。
魅力的な観光列車たち
観光客向けの取り組みとしても力が入っており、特に注目されているのが次の観光列車です。
観光急行(旧型車両)
旧国鉄時代の急行型車両(455・413系電車)を活用した「観光急行」は、週末を中心に運行され、昭和の雰囲気を再現した車内装飾が人気です。乗車券のほかに急行券が必要ですが、鉄道ファンから家族連れまで幅広い層に好評を博しています。
雪月花(せつげつか)
この列車はえちごトキめき鉄道の看板列車とも言える存在で、新潟県産の木材や地元の職人技を活かした内装が特徴の豪華観光列車です。車窓からは日本海や妙高連山が広がり、車内では地元食材を使った料理も楽しめるなど、“走るレストラン”としての一面も持ちます。