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写真&イラスト:デジタルクリエイティブ

日本で写真やイラストなどのデジタルアートのクリエイターです。
20年以上、主に鉄道の写真を撮り続けています。
これまで撮りためてきた膨大な写真を、皆様に有効活用していただきたいと思い、ストックフォトサービスを始めました。

ウェブサイト「2nd-train(旧1st-train)」への寄稿
ウェブサイト「Kumoya.com」(@Cupmen1000名義)への写真提供
ウェブサイト「First Holdings」制作
ウェブサイト「Emilys-Shop」更新支援
ポッポの丘公式サイト「クハ183-21」ページからの写真提供:2023年6月
Wikipedia Commonsからの画像提供:京成3200系電車(2代目)他
AIディープラーニング用データ提供:Adobe、PIXTA他
(経歴)
交友社 鉄道ファン 2015年10月号 他
交通新聞社 鉄道時刻表情報 2008年2月号 他
富士フイルム 鉄道博物館写真展 5万人写真展:2018年7月

Episode:HintKey

私は小さい頃から乗り物が大好きでした。ひらけ!ポンキッキ!(フジテレビ系)の中で放送されていた楽曲『はたらくくるま』や、のりものアルバム(講談社)の『でんしゃ100点』シリーズなど、小さな頃から交通系のコンテンツに自然と好んで触れていた記憶があります。
学生時代、なけなしのお小遣いでカメラを買って、特に好きだった電車の写真を撮りに出かけるようになりました。この頃はまだ、今のようにインターネット環境も発達しておらず、まして個人がメディアのような活動をできる時代が来るなど想像がつきませんでした。ただ好きで、ただ夢中で写真を撮り集める日々を過ごしました。
30歳手前の頃、「ストックフォト」というサービスがあることを知りました。興味本位でアカウントを作って、それまで撮り集めていた写真を自ら出稿してみると、初めて購入されます。
まさか、ただの趣味で撮っていた写真が、誰かがお金を出して欲しいと思っていただける価値、需要を満たせるとは、その時まで気が付きもしなかったことでした。
考えてみると、幼少期に観ていた『はたらくくるま』も、読んでいた『でんしゃ100点』も、そこに使用されていた映像や写真は、誰かが企画し、写し、編集し、世に送り出されたものです。それらは、幼少期から今まで大好きで嬉しくて喜こばせてくれた、私にとって大きな価値が乗っているクリエイティブでした。
振り返ってみれば、昔見たあの数々の素晴らしい作品は、どれもプロの仕事でした。当たり前みたいに観てたつもりで、実はそこに感動していたのだと思います。
写真はもちろん、「TelopTemplate」シリーズや、「DesignParts」シリーズも、テレビ放送を見て育ってなかったら思いついてなかったかもしれません。番組でちょっとだけ使われるようなロゴや映像テロップ、装飾素材一つだって、放送局のプロたちの職人技だったに違いありません。それが今の私の活動のベースを形作っているのだと気が付きました。
テレビ局や出版社という大きな団体が映像や写真の素材を管理していた構造が、今は個人がインターネットという空間を通じて、同じことをできる時代になったということです。
時々YouTubeへ『はたらくくるま』を聴きに行くと、自然と体がリズムに揺れてしまいます。30年以上も自分の心にずっと残っているようなあのクリエイティブが、今度は自ら作り手側として活動する私の目指すところだと思って、日々取り組んでいます。

Policy:EcoHobby

取材活動では電車やバスなどの公共交通機関を積極的に活用し、現地へは可能な限り徒歩で向かうことをポリシーとしています。
公共交通機関を利用することは、CO2排出量の削減につながります。環境活動家と名乗れるほどの崇高な理念はありませんが、活動を通して前向きな方向性を示していきたいと考えています。
実際に現地の交通機関を使って移動することで、写真やキャプションへの想像力が刺激され、電車の切符を買う、地元の食べ物を食べるといった小さなことでも、活動を通して地域に貢献したいという思いが私のポリシーの根底にあります。
限られた文字数の中で、被写体や地域に興味を持ってもらえるよう、提供写真のキャプションには魅力を詰め込むように心がけています。
このように、自分の趣味さえも社会貢献に繋がっているという考え方が、私が掲げる「EcoHobby」という活動ポリシーです。

Stance:TeachMe

私は何も知りません。
今はインターネット上にあらゆる情報が流れていますが、一方であらゆる人が情報を流せる時代です。
例えば、家が火災の時に呼びたいのは消防士であり、消火器の種類に詳しいコンテンツクリエイターではありません。
情報を取りたい時には、インターネットで書籍や専門資料を探し出し、そこで得た知識を自らの活動に活かすように意識しています。
知らないことは正直に「分からない」とお答えするようにしていて、知らない情報については教えを乞う姿勢を心がけております。

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